ピラティスは20世紀の初めにドイツ人のJoseph H. Pilates(ジョゼフ・ピラティス)が生み出した心と身体双方の健康を目指したエクササイズプログラムです。
幼い頃虚弱体質だったピラティス氏は、身体強化のためにボディビルディングや体操、ボクシングなど様々な運動を経験します。そして、第一次世界大戦時、英国にてピラティス氏は、兵士には体力強化プログラムを、そして負傷兵にはスプリングを取りつけた特設ベッドで、リハビリを教え始めます。これらが、今日のピラティスの原型となります。
ピラティスは深い筋肉層に働きかける運動方法により、背骨を中心にバランスのとれた美しい姿勢と動きを生み出します。また、単なる体の動きだけでなく、呼吸を意識しながらエクササイズを行うことによって、心や精神と調和した無理のない自然な動きを目指すものと言えます。現在ピラティスには6つの運動理念があり、ピラティスエクササイズを行う上でどれも欠かせない重要なものです。
ピラティスは、今では、プロフェショナルなダンサーやアスリート達の身体コントロールの手法としては勿論のこと、運動を敬遠しがちな人々にも、親しみやすい身体運動プログラムとして徐々に広がりつつあります。
Core(コア:身体の中心)を意識しながら身体を動かすこと、これは心身ともに元気に、颯爽とした人生を生きる一つの原動力となることでしょう。
当スタジオKAZU P.B.S.が目指すピラティス:
参考文献